秋山徹次 『獄門逝きの十三号線、雷舞院刀狂』
Tetuzi Akiyama “Route 13 to the Gates of Hell : Live in Tokyo” インプロ界の“最後の大物”! 大友良英/杉本拓/中村としまる/Sachiko Mらと並び、世界中のインプロヴィゼーション・シーンで欠くことのできない存在、“キャプテン”こと秋山徹次が、ソロ/コラボレーション共に空前のリリース・ラッシュ真っ只中に満を持して放つ決定打。2004年5月7日、渋谷UPLINK FACTORYでのギター・ソロ・ライヴを完全収録。 架空映画のサウンドトラックのパート1と、名作「Don't Forget to Boogie!」からの楽曲を演奏したパート2の二部構成で、これまでのどの作品よりもメロディアスかつロックさせる楽曲が並ぶ。 前半はカントリー/ブルース・テイストを下敷きにした、スライド奏法を交えたフィンガー・ピッキングを披露。チューニングを変えながら淡々と紡がれていくそのもの悲しげで妖艶な演奏は、世界で同時多発的に興りつつあるハラランビデス周辺のフリーフォーク・ムーヴメントとも共振する。後半では、テキサスの IDEA Recordsからアナログのみで発表された衝撃のブギー・アルバム「Don't Forget To Boogie!」収録曲を演奏している。激しく歪ませたギターでワンフレーズを延々と繰り返す、ブギーとミニマルの要素が過剰に交錯したディストーション・トランス・サウンド。これらの曲がCDで聴けるのはもちろん今回が初めて。 楽曲のみならず、アルバム・コンセプトやジャケット、曲名まで含め、その唯一無二のユニークな個性が余すことなくパッケージされたこの作品は、インプロヴィゼーション・シーンから飛躍し、より多くのリスナーに賞賛を持って迎えられるだろう。 ●世界流通作品 パート1 : 架空映画「獄門逝きの十三号線」サウンドトラックより 1. 調絃 1 0:36 2. 最後の陽を求めて 7:30 3. 約束された物へのブルース 3:24 4. 巡り逢うものすべて 2:21 5. 炎よ、静かに燃えよ 5:27 6. 調絃 2 0:44 7. 身体か心 3:00 8. ブラックサリーはタフな奴 2:17 9. 調絃 3 0:39 10. 六万九十年後の世界 4:09 11. 幕間 0:23 パート2 :「Tetuzi Akiyama/Don't Forget to Boogie!」 (Idea Records, IDEA 2008)より 12. ブギーなればこそ 4:58 13. 死か、それとも ・・・ 5:01 14. 現ナマ、そしてロックへの愛 2:11 15. 人形の家、銀行襲撃 4:02 16. 調絃 4 0:37 17. 高速機械(アラン・リクトに捧ぐ) 9:26 18. 調絃 5 0:39 19. ブギーを忘れるな 6:47 20. ハイウェイでLSDを一服 1:14 21. 黄金の街 2:08